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投資信託の積み立ては8日か14日に買い付け設定

投資初心者がよくすすめられる「投資信託の積み立て」です。投資信託の積み立てで毎月一定額を引き落とすようにしておけば、投資に関するストレスがかかりません。それでいて、自然と金額が膨らんでいるのが投資信託の積み立てのメリット。そんな投資信託の積み立ての買い付けは月末でなく月中が正解です。

投資信託の積み立てはストレスがない

投資信託の積み立てのメリットは3つあります。1つは1回あたりの買い付けが少額・定額ということ。一度に大きな金額で買い付ける必要がないのが積み立ての魅力です。しかも毎月一定額を引き落とすようにしておけば、何もしないで投資ができていることになります。

投資信託の積み立ての2つめのメリットは、投資行為にストレスがかからないこと。積み立ての商品選びは、初回の積み立て設定をするときだけですから、毎月商品を選ぶ手間はかかりません。とはいえ、価格が急変動したときに備えて、毎月買い付け日前後は状況を確認するようにしましょう。

投資信託の積み立ての3つめのメリットは、自然と金額が膨らんでいてリターンが受け取れること。毎日口座を眺めていても増えた実感はわきませんが、積み立て口座を放置しておいて半年、1年後にリターンを見れば意外と増えたと感じられます。

もちろん、毎月一定額を買い付けるといつの間にか増えているというのは、その商品の価格が上がっていくことが前提です。価格が下がれば損も発生することを忘れてはいけません。

投資信託は8日か14日に積み立て設定

確かに毎月同じ額を積み立てていけば効率よく投資ができるのですが、それは投資信託の価格が上がり続けるのが前提の話です。仮に上がり続けるならば、できるだけ安く買える日に買い付けの設定を行いたいものです。

それでは、そもそも買い付けを行うのはいつがよいのでしょうか。多くの人がやりがちな、給料が入った日に買い付けるのは愚の骨頂です。取引が集中するので価格が上がりやすいためです。実際にデータで調べた結果を紹介するので、参考にしてください。

継続して積み立てるなら価格は上昇してほしい一方、買い付けるときは安いに越したことはないもの。取引が集中する給料日は価格が上がりそうだと思えますが、実際そのとおりです。給料日は、一般企業だと25日ですが、公務員の場合は15日から21日までバラつきがあります。

それでは、実際の日経平均の値動きはどうなるでしょうか。実際にデータを取得して安値を付ける日が毎月のうち何日になるのかまとめると、安値1位は8日、2位は7日、3位は3日、4位は4日、5位は14日、6位は6日、7位は18日、8位は15日でした。

このうち、ファンドや機関投資家が大きく取引する月末・月初の1週間は避けたほうが無難です。そうすると、投資信託は8日か14日の積み立てがおすすめです。

投資信託の積み立ては8日か14日に買い付け設定
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