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注目銘柄として投資のプロが選んだセクターとは

ズバリ!投資のプロが選んだ今、買うべき注目銘柄を紹介しましょう。具体的には「半導体」「バイオ」「AI」の3セクターがおすすめです。新聞やウェブを連日賑わすカテゴリーなので目新しさはないかもしれませんが、いずれの領域もあらゆるビジネスで企業側が求めているソリューションでもあります。

注目銘柄セクターは市場が成長する

「半導体」はあらゆるモノがインターネットに接続できるIoT(Internet of Things)時代。エアコンや冷蔵庫といった白物家電ですらインターネットに接続できるようになり始めています。

またビッグデータ関連でもデータセンターで組み込むSSDというストレージの需要が増えてきています。その結果、市場の成長がますます期待できる注目銘柄セクターです。

「バイオ」関連の値動きが激しかったのは2012~2013年ごろで、現在はさほど過熱しているようには見えません。しかしバイオ技術が体系的に確立され、私たちの生活に影響を与えるようになるのはまだ先の話です。医薬品や新たな治療法を研究する企業への投資は今のうちに仕込んでおきたいところです。

「AI」は2016年ごろから注目すべきセクターであるといわれていますが、その流れは今も変わりません。政府主導の自動運転技術プロジェクトやNVIDIA社によるAI用の半導体チップが開発されたことで、AI研究がますます盛んになることでしょう。また、AIを搭載したドローンなどAIを応用した製品を開発する企業にも注目です。

半導体の注目銘柄は東京エレクトロン

半導体で注目銘柄は「東京エレクトロン」。国内海外ともに高いシェアを誇る半導体を製造する装置を開発している電子機器メーカーです。需要が急増する半導体チップの製造機械でのさらなる業容拡大が期待できます。

「信越化学工業」も半導体の注目銘柄。塩化ビニルやシリコーンといった化学素材や半導体部品、セルロースといった有機合成製品の製造メーカーです。「東京精密」は半導体製造装置や精密測定機器の製造を行っていますが、測定技術に強みがある企業で注目銘柄です。

バイオで注目銘柄は「ペプチドリーム」。大学発のスタートアップ企業で、独自の創薬開発プラットフォームを持ち、特殊なペプチド治療薬を製造している注目のバイオ系企業です。上場したばかりですが価格は上昇トレンドになっていて、今後の展望が期待できます。

「タカラバイオ」もバイオの注目銘柄。遺伝子工学技術に強みを持つバイオテクノロジー企業です。研究用の試薬の製造や、バイオ研究の受託サービスなどを手掛け、同類企業からの需要増が見込まれます。

「栄研化学」は臨床用の検査薬の総合メーカーとして有名なバイオテクノロジー企業です。大腸がん検査に使われる便潜血検査関連でトップシェアを誇っている注目銘柄になります。

注目銘柄は3~5年のスパンで上昇

AI関連での注目銘柄は「日本ラッド」。創業40年を誇る老舗システムインテグレーターです。AIを活用した映像処理システムやビッグデータ処理などに強みを見出しており、AI関連での業容拡大が見込まれます。総合的なシステムインテグレーションで強みを発揮しているので総合力が高い注目銘柄です。

「HEROZ」もAI関連の注目銘柄。ディープラーニングなどによる機械学習で、将棋名人に勝利したAIを開発した企業です。将棋以外にもAIソリューションで収益を上げています。2018年3月に上場したばかりのホープ企業です。

「NTTデータ」は日本最大手のシステムインテグレーター。金融・公共・製造など、あらゆる領域であらゆるソリューションを提供しています。また、AI研究でも成果を出し始めている注目銘柄です。

ここで紹介した注目銘柄は連日上がり続けるというわけではなく、3〜5年のスパンで上昇が見込めると考えて投資を検討してみてください。

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