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NISAのポートフォリオは課税口座と分けて考える

NISA口座で投資する株をバリュー株や高配当株を条件に探したとき、そのときはきちんとNISA口座で投資するのですが、時間が経つとつい課税口座で投資しようかNISA口座で投資しようか迷ってしまうかもしれません。そんなときのために、ポートフォリオはNISA口座と課税口座とでいったん分けて考えましょう。

NISAのポートフォリオは目的を意識

NISAのポートフォリオを課税口座と分けて考えるのは、ちょうどお金を管理するときに、外食用の予算袋、ショッピング用の予算袋という風に分けて管理する方法に似ています。投資も同じで、目的をしっかり意識するためにポートフォリオを分けて考えることが大切です。

口座内で投資している商品のポートフォリオはひとまとまりに考えがちですが、NISAは時限付きで目的が違うはずなので、いったん課税口座と切り離して考えましょう。さもないと、この商品はNISAで買うべきかどうかで悩んでしまい、間違った投資をしてしまう羽目になります。

2つの口座があると思いながら投資する銘柄を探せば、目的を見失うことがありません。例えば、NISA口座では毎年バリュー株を約70万円分、高配当株を50万円分ほど買い付けるなどです。NISAのポートフォリオがブレないように注意します。

NISAのポートフォリオは「6:4」

すなわち、NISAのポートフォリオは、バリュー株か高配当株のどちらかにする…というルールを絶対守ります。というのも、バリュー株や高配当株に投資することがNISAを一番お得に使う手段。理想は「バリュー株:高配当株=6:4」です。

ではこのとき、課税口座ではどのようなポートフォリオにすればよいでしょうか。株、投資信託、債券が混在しているパターンを考えてみましょう。

目標2~3%で手堅く増やすなら、株式を国内と外国で15%、外国債券を10%含め、国内債券を60%ほど含めます。目標5~6%で確実に増やすなら、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券をそれぞれ均等に投資するとよいでしょう。

そして、目標10~12%で大きく増やすなら、国内株式を60%、外国債券を20%、外国株式と国内株式に10%ずつ投資して強気でいきます。

NISAのポートフォリオは課税口座と分けて考える
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