
2020年から、急激に盛り上がっているNFT。
言葉はよく見かけるけど「NFTってなんなのか」がわからない人も多いはず。
そんな人に向けて、NFTの基礎を解説します。
”なぜNFTが注目されているのか”を知るために、NFTの仕組みや可能性を理解しておきましょう。
NFTとは唯一無二のデジタルデータ
特定のデジタルデータを「唯一無二である」と証明するのがNFTです。
この世の中に1つしかないため、希少性があり、高い価値で取引されています。
NFTはデータ上に存在するモノなので、わかりにくいかもしれません。
イメージするなら、一流選手がサインしたボール。お店で買うことができず、世界に1つしかないボールです。
これと同じ仕組みで、NFTは誰でも手に入れられるモノを「たった1つのモノ」に変えます。
一方、数に制限がなく、好きなだけ所有できるのが仮想通貨。所有者に関係なく価値は決まっています。
NFTと仮想通貨の違いを理解するためには、別のモノと交換できるかどうかに注目しましょう。
NFTは一点限りで交換不可、仮想通貨は他の仮想通貨や物と自由に交換できます。
2022年も目が離せないNFT市場の盛り上がり
- Twitter創業者のジャック・ドーシーの初ツイートが3億円で落札
- 世界的なアーティストが手がけたデジタルアートが約80億円で落札
これらの高額取引のニュースをきっかけに、2020年からNFTにかなり注目が集まりました。
クリエイターだけでなく、著名人や大企業が参入し、急速にNFT市場が拡大しています。
2022年に入っても”NFTバブル”は続くと予想されるので、あなたが今から参入しても全然遅くありません。
NFT取引の仕組み
動画や音楽、チケットなどコンテンツを問わずにNFT化できます。
主に、流通しているのはアートやゲームの分野です。
製作者が「NFTマーケット」と呼ばれるサイト上でNFTを発行後、NFT付きの作品を出品。
引用元:OpenSea
欲しいユーザーが仮想通貨を支払い、その対価としてNFTを手に入れます。
仮想通貨とNFTは、どちらも物理的に存在しないデータ同士の交換。
しかも、仲介人のいない個人同士のやりとりなので、ちゃんと取引が行われるのかと気になる人もいるかもしれません。
NFTの安全な取引を実現しているのが、「ブロックチェーン技術」です。
この技術により、取引記録はいつまでも残り、その記録はみんなに共有されます。
多くの人に記録が共有されているため、仮に不正があってもすぐに気付ける仕組みです。
みんなで監視して、取引の安全性を保っています。取引は確実に完了するので、安心してNFTを購入してみてください。