突然取引所から、出金ができなくなったらあなたならどうしますか?

このような事態にならないために、自分でできることがあります。
それが、「個人で使えるウォレットを持つこと」です。
では、安全に管理できるウオレットはどんなものなのでしょうか?

ウオレットをそれぞれ比べてみましたので、確認してみましょう。

仮想通貨ウォレットの3種類の比較

仮想通貨を安全に所持したいなら、仮想通貨ウォレットに保管しましょう。

ウォレットの種類 安全性 利便性 想定リスク
ハードウォレット 故障・紛失
モバイルウォレット ハッキング・故障・ウイルス
ペーパーウォレット 故障・紛失

安全性、利便性を両方バランスのいい「ハードウォレット」が3つのウォレットの中では一番おすすめ。
しかし、一番安全なのはペーパーウォレットです。
ネットに接続されていないためハッキングの心配はありませんが、紙ということもあり利便性が悪いところが難点です。

人気なハードウォレットを比較

専用デバイスを用いて、仮想通貨を管理するウォレットです。

Ledger Nano S
(レジャーナノS)
TREZOR Model T
(トレザールモデルT)
商品 Ledger Nano S TREZOR Model T
価格 9,889円(税込) 約24,167円(税込)
※決済通貨がユーロ
対応通貨 50種類以上 1,200種類以上
コネクタ USB-B USB-C
セキュリティ
  • CC EAL5 +
  • PINコード
  • 24ワードの回復フレーズ
  • CEおよびRoHS認定
  • PINコード
  • 12ワードの回復フレーズ

引用元:Ledger
引用元:Trezor

Ledger Nano SとTREZOR Model Tの違いは、対応通貨の数ぐらいで基本的な性能はほぼ互角。
USB端子が異なるため、端子を確認して選択するのもいいかもしれません。
ただ、Ledger Nano Sの方が世界的にトップクラスの人気があります。

モバイルウォレットとは

スマホ上にアプリをダウンロードすることで、ウォレットとして使用できます。
アプリ上で簡単に仮想通貨の決済も可能なので利便性は高く、少額からの利用も可能。ですので、他のウォレットと比べて手軽に使えます。
セキュリティの面では、ハードウォレットやペーパーウオレットよりは少し劣るものの、
アプリ内で仮想通貨を管理するので、ウェブウォレットよりはハッキングに対するリスクは低いです。

ウェブウォレットとは、取引所などウェブ上で管理するウォレットのこと。

人気なモバイルウォレット2選

特に人気があるのがMetaMask(メタマスク)とBreadwallet(ブレッドウォレット)です。
MetaMaskは、仮想通貨取引、NFT発行・所持、ブロックチェーンゲームなどを利用する際に必ず必要になってくるウォレットです。
一方で、Breadwalletはスマホアプリでのみ管理するウォレットです。

どちらも日本語対応でシンプルな設計のため、初心者にも使いやすいアプリ。

■MetaMask

■Breadwallet

ペーパーウォレットとは

紙に仮想通貨の秘密鍵とアドレスを印刷することで保管するウォレットです。
そのため、コンピューターウイルスの感染やハッキングにあう心配がありません。
ウォレットの中で一番セキュリティが堅いウォレットです。

仮想通貨はハードウォレットで保管しよう

安全で利便性があるのは、ハードウォレットです。
少々値が張りますが”安全をお金で買う”と考えれば、安いかもしれません。
「お試しで仮想通貨を使っている!」と考える初心者ならば、無料で利用できるモバイルウォレットがおすすめ。

お財布と相談することから始めてみませんか?

とら
ちなみウォレットを複数持つのも、1つのリスク回避方法。
バックアップ用として使えるよ!