
金融サービス?
ピンポンピンポン!
世間では、管理者がいない仮想通貨の金融サービスであるDeFiの1つと分類されています。
しかし、ちゃんとPancakeSwapを理解するのに、DeFiの仕組みから触れる必要がありそうです。
コインチェックなどの仮想通貨取引所とは何が違うのでしょうか?
そこで今回は、初心者でも分かりやすくDeFiの仕組みを解説、そのあとユーザーの口コミも含めてPancakeSwapの特長をゼロからまとめました。
これであなたもPancakeSwapに詳しくなれるかも。
目次
DeFiとPancakeSwapを整理してみよう。
まずは、DeFiから読み解いていきましょう。
そもそもDeFiとはなに?
DeFi(ディーファイ)は、Decentralized Finance(ディセントライズド ファイナンス)の略で「分散型の金融」つまり管理者がいなくても成立する仕組みの金融サービスです。
冒頭で説明したように、管理者が存在しない金融サービスなので、資金の管理や運用、トラブルが起きたときの解決などはすべて自己責任です。
すべての取引が仮想通貨のみで行われるので、国をまたぐ面倒な手続きなども不要で簡単に送金ができるのはもちろん、銀行のような仲介役がいないため送金コストも安くできます。
しかし、このDeFiの仕組みはデメリットにもなり得ます。
すべて自己責任ですので、仮想通貨が目減りしても、突然、消えてなくなったとしても、何も保証制度がありません。
DeFiを利用して起こったトラブルを解決してくれる機関もなく、初心者には敷居が高いと言わざるを得ません。
PancakeSwapは、手数料の安さに抜きん出ていて、取引が速いDeFiサービス

引用元:PancakeSwap
すでに1兆円ものお金が預けられているPancakeSwap。
ウォレットの接続は必要です。
また、本人確認が不要で簡単に資産運用ができるのが魅力的です。
実は、コインチェックなどの仮想通貨取引所とは仕組みが大きく異なります。
仮想通貨取引所では、中央集権型取引所(CEX)とも呼ばれ、通貨を取引所が管理しユーザーに提供しています。
一方で、PancakeSwapは分散型取引所(DEX)とも呼ばれ、管理者がいないため通貨をユーザーから募ってその通貨をユーザーに提供しています。
ハッキングリスクも分散型取引所(DEX)のほうが低く、もしハッキングされてもウオレットを個人で管理しているので被害が大きくなりにくいという特長もあります。
実際PancakeSwapと同じネットワークを使っているDeFiも多く存在し、PancakeSwapを操作できるようになればほかのDeFiも操作できるようになるかもしれません。
利率も注目してみましょう。
なんと年率70%という銀行などでは到底実現できないようなリターンが見込めます。
銀行の普通預金だと普通預金の年率は0.001%、1年間100万円預けても10円ほどの利息しかもえらえません。
しかし、PancakeSwapでは1年間で70万円も貰える可能性があるかも。
ところでPancakeSwapはどんな特長のDeFiなのでしょうか。
①バイナンスの独自のブロックチェーンを使っているため手数料が安く、処理が速い
PancakeSwapが使っているブロックチェーンはBSC(バイナンス・スマート・チェーン)というものです。
有名なDeFiサービスではイーサリアムのブロックチェーンを使うことが多いのですが、BSCには手数料が安く処理性能が高いというメリットがあります。
ちなみに、バイナンスとは、海外の大手仮想通貨取引所のバイナンスのことです。
実は、この取引所がPancakeSwapに出資しています。
そのため、コストが安いのもさることながら、大手企業が関わっている安心感もありますね。
2021年12月現在だと、121円ほど。
では、大手DeFiのUNISWAP、Compoundと何が違うのか比べてみましょう。
■ほかのDeFiとの比較
PancakeSwap | UNISWAP | Compound | |
ネットワーク | バイナンススマートチェーン(BSC) | イーサリアム(ETH) | イーサリアム(ETH) |
投資規模 (TVL) |
54.5億ドル
(628億円) |
82.9億ドル
(954億円) |
92億ドル
(1兆595億円) |
手数料 (ガス代) |
平均数十円 |
数百円~数千円
時間によって異なる |
数百円~数千円
時間によって異なる |
処理能力 | 平均約20秒 | 数分 | 数分 |
投資規模では、Compoundが1番大きいようです。
しかし、Compoundも使用しているネットワークのイーサリアムは、処理に時間がかかって手数料が高騰するといったスケーラビリティ問題を抱えています。
そのため、速度が遅く手数料がかかっているようです。
ユーザーの中には、わざわざガス代が安い時間帯を調べて取引している人もいるとか。
②CAKEを保有できる
PancakeSwapに通貨を預けると報酬として独自通貨のCAKEが貰えます。
通貨を預けるときにCAKEが含まれているペアを選択すると年率が良く稼ぎやすいのもポイントです。
CAKEはどのように価格推移しているのでしょうか。
■CAKEの価格推移

引用元:COINMarketCap
2021年1月ごろには、126円で推移。
そこからDeFi 市場が加速したことをきっかけに価格も急上昇。
その後乱高下を繰り返しますが、2021年12月現在1,375円で推移しています。
PancakeSwapでできることは2つ
- 通貨の交換(スワップ)
- 通貨を預けて資産運用をして報酬を得る(ファームやプール)
交換という意味のスワップ。
通貨の交換と聞くと、ほかの取引所と一緒ではないかと思いませんか?
取引所では通貨の在庫を持ち販売する形態を取っている一方、PancakeSwapではユーザー同士で通貨を出し合って融通し合う仕組みを取っています。
そのため「Swap」という意味が適切なのですね。。
ユーザー目線では、通貨を預けると同じ意味になります。
預けて報酬を得るのは、身近な例で言えば銀行の利息と同じですね。
これさえ見ればOK!PancakeSwapのやり方
優しくかみ砕いて解説するよ!
上で、紹介した通貨の交換と通貨を預けて資産運用をして報酬を得るの2つのやり方を紹介します。
パソコンやスマホでもできるため利便性がいいです。
まずは、上で説明した2つのこと、スワップやファーミングを行う前に下準備をしましょう。
取引をするうえで大事なことをお伝えします!
- 手数料はBNBで支払うため、多めに準備する必要がある
- ネットワーク=BSCでBEP20を選択する
7ステップの下準備から始めよう
■今回使用したもの
- GMOコイン
- バイナンスのアプリ
- メタマスク
- メールアドレス (gmailなど)
- 本人確認書類 (運転免許証など)
①国内取引所を開設し、BTCを保有
➤送金手数料が0円の「DMMビットコイン」や「GMOコイン」がおすすめ
※GMOコインだと10分スマホのみで、口座開設が可能。
さらに郵送受け取りが不要なため負担が少ない。
➤バイナンスでは日本入金ができないため、BNBと交換できるBTCを購入する
②バイナンスのアプリをダウンロードし開設 (約15分スマホのみで、開設可能)
➤スマホからは、サイトから開設ができないためアプリのダウンロードは必須です。
iPhoneはこちらからダウンロードできます。
Androidはこちらからダウンロードできます。
③国内取引所からBTCをバイナンスへ送金
➤送金する際には、アドレスを使用。アドレスとは、宛先という意味です。
・入出金(暗号資産)→ビットコイン→送付
・宛先の選択
バイナンスの画面へ
入金→BTC→Choose Networkから「Bitcoin」→BTC入金アドレスをコピー
・GMOの画面へ戻り、コピーしたアドレスをペーストし、ニックネームは任意で入力→登録
・送付したい金額を入力し、送金 (送金完了までに最短30分ほどかかります。)
※最小0.02BTC以下の人は、0.02という数字を無視して保有額を入力するとすべてのBTCが送付されます。
④バイナンスのウオレットから着金を確認
⑤BTCをBNBへ
➤今回は1番簡単な「コンバート」を選択やってみましょう。
コンバートとは、通貨を変換するものです。
約1,000円からできて、取引手数料が発生しないといったメリットがあります。
振替元にBTC→振替先にBNB→BTCの値を最大または、替えたい額を入力→コンバージョンプレビュー
⑥ウオレットを準備し、BSCの設定を行う。
➤メタマスクは、基本イーサリアムのネットワークなため設定を行う必要があります。
➤メタマスクの使い方はこちらの記事を参照してみてください。
・メタマスクの画面で設定→ネットワーク→ネットワークの追加→BSCの情報を情報サイトのメインネットの部分を見ながら入力
・BSCの情報サイトはこちらから
⑦バイナンスからウォレットへ送金
・メタマスクの「smart Chain」の画面から受領→アドレスをコピー
・バイナンスのウオレット出金の画面から仮想通貨→BNBを選択しアドレス、ネットワーク「BEP20」、金額を入力
通貨の交換をして、LPトークンを貰おう
PancakeSwapは英語のサイトなため、抵抗がある人は翻訳機能を使ってみると使いやすいかもしれません。
PancakeSwapに預けて報酬を得るために、1番人気のペア「CAKEとBNB」を作成することをここでは目標としてみましょう。
では、CAKEをBNBに交換してみます。
①ウォレットとPancakeSwapを右上の「Connect Wallet」から接続
・右上にウォレットのアドレスの表示があれば接続完了
②TradeからBNBをCAKEへ交換
・Trade(トレード)→エクスチェンジを選択→スワップ
・from(売りたい) BNB To(買いたい)CAKE、手数料を支払うことも考えて余裕をもった金額を入力
③BNBとCAKEのペアを作成
・Liquidity(流動性)→ADD Liquidity(流動性を追加する)→CAKEのほうをMAXで選択→Supply
・下に「LPtokens in your wallet」という画面で、LPトークンがどのくらいあるのかが分かる
※「Supplyが押せない」という時は下記の2つを試してみると解決できます。
- 数量を整数にする
- 手数料が足りない場合があるため少ない数量を入力
LPトークンを預けてパンケーキ職人になろう(=報酬をもらおう)
あなたが増やしたいペアを選択してみましょう。
今回は、BNBとCAKEのペアを作成したのでそのペアを運用していきます。
BNBを使って報酬のCAKEを増やすために、2つの通貨を選択しなければなりません。
実は増やす方法には、Farms(農場)とPools(プール)の2つがあります。
- Farmsは、ペアを作成しCAKEを得る方法。
- Poolsは、CAKEを預けることで違う通貨を報酬として貰える方法です。
では、早速やり方を見ていきましょう。
①Earn(得る)からFarms(農場)を選択し、LPトークンを預けて報酬を得る
・預けたペアものを選択肢、何枚預けるか選択→コンファー→確認を選択
・右上に「○○(選択したペア名)LP STAKED」のところに預けた数値あれば完了
PancakeSwapの評判や口コミ「年率がすごい!稼げそう」「ガス代が安い、パンケーキスワップ一択」
http://twitter.com/mopanmopan/status/1472215763184648196?s=20
Defiの中でも最も注目度の高い案件の一つであるパンケーキスワップ(PancakeSwap)こちらは年利100%を超える資産運用も可能となっている超注目DeFiです。#パンケーキスワップ儲かる
— 野明 (@jangle_6150) December 21, 2021
パンケーキスワップ13日目
12日間で約8,700円増えました✨
仮想通貨全般下がり気味ですね〜
来年にはまた上がり相場になることを期待✨✨#仮想通貨 #パンケーキスワップ #blog#ブログ初心者 #ブログ初心者と繋がりたい #ブログ仲間と繋がりたい pic.twitter.com/nGe9UeofxG
— ガクマガ (@gakumaga0630) December 20, 2021
http://twitter.com/s_nirei/status/1433351135742414848?s=20
http://twitter.com/IDO6203/status/1471494113271087111?s=20
口コミから、「オートケーキを選択し、CAKEが増えた」という人が多く見られました。
年利が70%を超えていたり、自動で報酬も含めて運用できるのがオートケーキの魅力と言えそうです。
放置でも運用できるのですが、手数料が3日間だけ0.1%かかるので手数料分多めに準備しておく必要があります。
①プールを選択→オートケーキを選択→有効
②確認→有効
③手数料のことを考えて余裕もった金額CAKEを入力


PancakeSwapとは、BSCを使っていて手数料が安く初心者でも簡単にできる
イーサリアムのブロックチェーンを使っている数々のDeFiは、手数料の高さに、ユーザーは悩まされているようです。
一方で、スケーラビリティ問題がないPancakeSwapは手数料が低く口コミでも良かったのが印象的。
実際、DeFiと聞くと初心者には敷居が高いのではと思われる人もいるようです。
しかし、下準備をしっかりし手順を踏めば、初心者でもらくらくとPancakeSwapを始められるでしょう。
今回は、稼ぐ方法を中心に紹介しましたがPancakeSwapには楽しめるのほかのサービスも展開中です。
たとえば、NFTや宝くじといったものもあります。
- NFT:デジタルなものをCAKEで取引するもの

引用元:PancakeSwap
- 宝くじ:約500円ほどのチケットをCAKEで購入し、毎日2回ある抽選によって賞金がもらえるというもの
引用元:PancakeSwap
まずは、あなたも下準備をしてパンケーキを焼いてみましょう。