
仮想通貨「IOST」の価格が、2021年9月に入り、いきなり4倍ほど高騰しました。
OK COIN Japanに上場するという前向きなニュースがその原因のようです。
ニュースを見て、IOSTに興味を持ち投資を検討しはじめた皆さんへ、投資判断に必要な情報を”ガッツリ”まとめました。
まだ上がるのか? 今は"買い”なのか?この記事を読んで投資判断に必要な情報を存分に得てください。
目次
そもそもIOSTとは何なのか?
IOSTは、2018年の1月、シンガポールを拠点とするIOST財団に公開された暗号資産の1つです。
ブロックチェーンを活用して、オンラインサービスの普及を目指したプラットフォームです。
処理速度が早く、既存の問題を解決する第3世代のパブリックブロックチェーンとして注目されています。
IOSTは世界規模で導入を見据え、世界7か国(アメリカ・中国・シンガポール・ヨーロッパ・韓国・日本 )にオフィスを構えています。
2020年9月に、コインチェックでの取引が国内初で可能に。また、急激な価格高騰や著名人がIOSTで億り人になったニュース等で、徐々に日本ユーザーが増えつつあります。
話題のDefiの関連銘柄としても人気があり、ポテンシャルの高さを秘めている通貨です。
通貨名 | IOST |
現在の価格(2021年9月) | 約8.26円 |
時価総額 | ¥150,021,569,982 |
市場ランキング | 79位 |
取引所 | コインチェック、OK COIN Japan |
IOSTの2つの特徴
IOSTの特徴は大きく分けて2つ。
- 早い処理速度と高い安全性を両立
- 企業の参入障壁が低い
それぞれ詳しく説明します。
特徴①:早い処理速度と高い安全性を両立
引用:IOST公式ページ
IOSTは、安全性の高い非中央集権型でありながら、処理速度が非常に早いシステム。
実現には、独自のコンセンサスアルゴリズムである「PoB」や「EDS」(効率分散型シャーディング)技術を使用しています。
コンセンサスアルゴリズムとは
PoBのほかに、PoWやPoSといったアルゴリズムがある
PoBはコンセンサスアルゴリズムの中でも、新しい部類に入ります。従来のコンセンサスアルゴリズムでは課題だった”不公平性”をなくし、高速化のために作られました。
EDSは、取引の承認作業を並列処理して、処理性能をあげる技術です。
これらの技術により、取引の混雑で起こるスケーラビリティ問題の解決や一部のマイナーによる不正防止に役立ちます。
理論上では、IOSTは1秒あたり8000件の取引を処理できる能力を持っており、イーサリアム(1秒あたり15件)と比べても格段に早いです。
スケーラビリティ問題とは?
特徴②:ブロックチェーンサービスの開発がしやすい
引用:IOST公式ページ
IOSTの開発言語は、エンジニアの多くがスキル取得をしている「JavaScript」。企業の参入障壁が低いため、積極的にIOSTを使ったサービス開発ができます。
ビットコインやイーサリアムの開発言語はC++やSolidity。これらの言語はJavaScriptと比べて難易度が高いです。馴染みのあるJavaScriptで開発ができるため、IOSTに有利性があります。
このように、多くの企業が参入しやすい点も、IOSTの特徴です。
IOSTの今後の将来性は?
引用:IOST公式ページ
IOSTは、処理速度の速さや使い勝手の良さから、将来的に価値の上がる仮想通貨と言えます。
また、2020年より特に注目を高めているDeFi(分散型金融)にも積極的に参加しています。
DeFiは、銀行などの中央集権者を設置しなくとも実現できる金融サービスです。
したがって、IOSTは性能の高さから金融サービスと相性が良く、積極的に取り入れられています。DeFiの市場拡大と共に、IOSTの価値も上昇しているのです。
日本企業との共同プロジェクトにも積極的
他にもIOSTは、日本の企業とのさまざまな共同プロジェクトを進めています。
- 健康管理表などのヘルスケアの分野での応用
- 再生可能なエネルギーなどの電力取引システムへの活用
ブロックチェーンゲームを開発・コンサルティングを行う株式会社プラチナエッグは、IOSTウォレットを獲得できるゲームを開発。今後、ゲームの分野にもどんどんIOSTは普及すると考えられます。
8月にはRIZINのデジタルコンテンツを売買できるNFTマーケットプレイスが、IOSTを採用したことを発表しました。
今後の技術進歩・仮想通貨以外の領域での活用が増えれば、IOSTに多くの期待が集まるでしょう。まだ国内では取引所が2社しかありませんが、今後はIOSTを扱う取引所が増え、認知度も高まるでしょう。
IOSTの実際の評判は?
実際にIOSTへ投資した方々の評判を見てみましょう。
IOSTの価格は2018年12月〜2021年1月頃まで0.7円。しかし、2021年4月ごろの高騰で約8円まで高騰しました。格闘家の朝倉未来さんが、IOSTの総資産が1億になったと話題になりました。
IOST
億りました pic.twitter.com/81bRpYC8Fq— 朝倉未来 Mikuru Asakura (@MikuruAsakura) April 14, 2021
同期間に、儲けが出ている人もTwitterでちらほら見かけられます。
今日職場でコロナ感染者がでました、、、みんな帰され
とりあえず明日は休み😱😱
この先どうなるの?って、思いませーん!!🤣
iOST様ありがとうー😂
昨日だけで3ヶ月分の給与稼げたので㊗️収入源が1か所しかないって
ヤバいと改めて思った😱#仮想通貨 #iOST #みんなで爆益— 田舎っぺ大将 (@eurZGknkcVTtmtA) April 15, 2021
iostにうまく乗り換えて爆上がりしたから、元手の20倍以上になってる。
もう少し突っ込んどけば院の学費稼げたわ……— 樹 (@969619tReE95tM7) February 12, 2021
今ヤバいやんw笑
興味本位ではじめた買いやすい仮想通貨が今めちゃくちゃきてるw
小遣い稼ぎに最高😳
一億稼ぐまでこのまま放置かな!笑#iost #仮想通貨 #初心者でも買いやすい #億り人 pic.twitter.com/KiwzcF2EUb— ゆうた (@Mf6eZqsIUyVOP0O) February 6, 2021
当然上がり下がりのあるのが、仮想通貨なので損をする場合もあります。
iostのレバかけて取引したらBTCと同じレバになっててくそほど大損こいた笑笑
— コウタ (@kotaogawa1) July 20, 2021
IOSTで大損中
だめだこりゃ😅
買うんじゃなかった— シロクマ (@h6GThhTME1xQL4S) June 21, 2021
まじで、利確は正義。
逃げるのも賢明的な判断。
損失が多少あっても、すぐ逃げるのもあり。
やはり、Twitterとか見てると、同じような仲間の人が出てきて、「上がるんだ!」という、洗脳されてしまう。#仮想通貨 #IOST— 仮想通貨ニートプレイヤー【じん】 (@zinnimunida) September 9, 2021
IOSTに投資するメリット・デメリット
IOSTに投資するメリデメは、以下の2つです。
- メリット:大きな倍率を狙える
- デメリット:下がり幅が大きい
2021年9月時点では、IOSTの時価総額が約15億円。ビットコインの時価総額、約94兆円と比べて大きく下回ります。
IOSTの取引所の数が少なく、保有者が多くないため、IOSTは価格変化しやすい通貨です。時価総額の高い銘柄に比べて、IOSTは短期的に大きく稼げる可能性があります。その反面、短期間で一気に価格が落ちることも。
IOSTに投資するのは、ハイリスクハイリターンです。無理のない資金内でIOSTに投資しましょう。
買い時はいつ?IOSTの価格が上昇するタイミングとは
IOSTは今後価格が伸びることが期待されるので、価格が安い今のうちに購入しておくことをおすすめします。しかし、価格が急騰した直後は避けたほうが良いです。一度下げたタイミングを狙ってみましょう。
具体的には、2021年8月初頭には3円前後だったのが、同9月初頭には9円以上に急騰。中旬にかけて7円付近まで落ちてきました。チャートを見ると7円位で一度価格が揉み合っているので、
7円前後で少しずつ買い足していく買い方が良いでしょう。
IOSTの認知度が上昇した時
通貨の認知度が増えると、当然、利用者は増えます。そのため、以下のような情報が発表された場合は、価格上昇が起こりやすいです。
- 取引所が新しく増える
- エアドロップが行われる
- プロジェクトの成果が発表される
エアドロップとは、仮想通貨の認知度アップやユーザーへの還元のためのキャンペーンです。無料でトークンが配られるので、IOSTを保有していないユーザーもこぞって買い始めます。
IOST保有者に対して、過去に3回(2018年7月、2019年5月、2021年2月)エアドロップが実施されています。次回のエアドロップは、2021年9月30日午後5時との情報が出ています。
2021年の夏にエアドロップが予定されているとの情報があるので、公式の確認をチェックしておきましょう。
この他にも、応用分野でのプロジェクトで成果が出ると、おのずとIOSTへの注目が増します。それに関連して、価格が上昇する可能性は十分にありますね。
IOSTは日本の公式ツイッターがあるので、フォローして情報を見逃さないようにしましょう。→IOST JAPAN公式Twitter
DeFiへの参加者が増加した時
IOSTはDeFiへ積極的に参加しており、関連通貨として人気を集めています。「Compound」「Uniswap」のような利用者の多いサービスが今後増え、DeFiに参加する市場プレイヤーが増加すると、同時にIOSTの価格上昇が見込めるでしょう。
仮想通貨IOSTの買い方
引用;Coincheck公式
「IOSTに興味はあるけど、まだ口座はない…」という人は、「コインチェック」で今すぐに口座開設をしましょう。
国内の取引所は、コインチェックとOK COIN Japanの2つです。
コインチェックは仮想通貨を始めてみようと考えている方におすすめ。初心者でも使いやすく、扱う銘柄の多さは国内トップクラスです。利用者の数も一番多いサービスなので、安心して使えます。
対して、OKCoinJapanはセキュリティに優れた取引所。2021年9月にIOSTの取り扱いを始めました。しかし、比較的新しいサービスで、扱う銘柄はまだ少ないため、コインチェックを選ぶのが無難です。
取引所 | コインチェック | OK COIN Japan |
取引通貨数 | 17種類 | 9種類 |
口座開設料 | 無料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振り込み:無料 コンビニ・クイック入金:770円〜 |
無料(各金融機関からの振込手数料を除く) |
出金手数料 | 407円 | 100万以下;400円
100〜1000万:770円 |
IOST送金手数料 | 1.0 IOST | - |
IOSTを扱う海外の取引所もありますが、金融庁認可の国内取引所を利用するほうが安全です。
スマホと免許証などの本人確認書類があれば、最短1日で登録が完了します。口座開設は無料なので、まだの方は登録を済ませておきましょう。
コインチェックへのリンク
仮想通貨IOSTについてのまとめ
IOSTは性能が良く、DeFiへの進出や多くの企業とのプロジェクトによって将来性が期待できます。今は価格が約8.3円ほどですが、今後、認知度が高まって10円や50円を超える可能性もあるでしょう。
価格が高騰しきっていない今が、買い時と言えます。しかし、価格の下がり幅も激しい通貨なので、資金額にはじゅうぶん注意して取引を行ってください。
コインチェックへのリンク