【徹底調査!】OpenSeaの評判、口コミ NFTマーケットプレイスのデファクトスタンダード

NFTを取引できるところのマーケットプレイスは、世界中に約80カ所以上もあります。
しかし、NFTを初めて取引する人はこぞってOpensea(オープンシー)という海外のNFTマーケットプレイスを使っているようです。

何がそんなに魅力的なのでしょうか。

海外のサイトなので、日本語表記ではないという点が足枷になっている人も多いようです。
では、英語を使えない人やNFT初心者でも利用できるのでしょうか。
そこで今回は実際に利用しているユーザーの口コミをもとにOpeanseaの評判をまとめました。

表Openseaのメリット、デメリット

分析対象 メリット デメリット
手数料
  • 販売手数料が安い(2.5%)
  • Polygonのブロックチェーンを使うと取引手数料が0円
  • Polygonのブロックチェーンに移動するときに手数料がどっちみちかかる
  • ETHブロックチェーンで取引すると、取引手数料が高くなる
サービス
  • ほかのマーケットプレイスで出品してもOpeanseaにも掲載される
  • コンテンツが多い
  • Twitterと連携ができる
  • Polygonは、オークション方式の取引はできない
  • 日本語に対応していない
  • 決済通貨が少ない

Opeanseaで「初めてNFTを出品した」「初めてNFTを購入した」という人が多い

Opeanseaの手数料「ポリゴンのブロックチェーンで取引手数料が0円に」

Polygon(ポリゴン)とは?
  • ETHの処理が遅く手数料の高騰が起きる問題「スケーラビリティ問題」を解決すべく2019年4月に誕生
  • シンボル:MATIC
  • 1秒あたりの処理能力(TPS):6,000~7,000TPS
  • 特長:処理が速く、イーサリアムブロックチェーンと繋げられる

実は、Polygonのブロックチェーンを使う時に手数料がかかる?!

ETHをPolygonのブロックチェーンへ移動するときにガス代がかかります。
しかし、OpeanseaでETHで決済するときよりは手数料はかからないようです。
「ガス代をちゃんと知りたい!できるだけガス代を安くしたい」という人は、2つのことを確認してからPolygonのブロックチェーンに移動してみましょう。

■イーサリアムのガス代を確認する方法

Ethereum Gas Chartsでガス代がかかる時間帯を知る

濃い赤い色がほどガス代がかかる時間帯を表しています。
取引しようと思っている曜日、時間帯をあらかじめチェックしておくのも1つの節約法かも。

Ethereum Gas Trackerでリアルタイムのガス代を調べる
いざ、取引しようをしても実際どのくらいかかるのか目安が欲しいところです。

「安い時・平均・高い時」の3つの目安があります。

■それぞれのガス代を比べ、円換算したもの

GAS単位(Gwei) ドル換算(円換算) 取引完了時間
Low(低い) 65 3.96ドル (454円) 10 分
Average(平均) 65 4.04ドル (463円) 3分
High(高い) 67 4.04ドル (463円) 3分

※2021年12月1ドル=114円で推移

これらはリアルタイムで変動するので、取引する直前にチェックするといいかもしれません。
Highくらいのガス代を用意しておくと手数料が足りないという事態を、未然に防げるかも。

Opeanseaのサービス「ほかのマーケットプレイスで売買してもOpeanseaに載る」

http://twitter.com/wizon_button/status/1368829250447437825?s=20

http://twitter.com/colorful_masic/status/1475724787763003394?s=20

とら
どのくらいのマーケットプレイスが連携しているのかは不明だけど、結局はOpeanseaのマーケットプレイスで取引しているという感じになるのかも。

 

「Polygonはオークション方式が使えない・・・」「英語だから難しい」という声も

Openseaの3つのメリット

①販売手数料がNFTマーケットプレイスの中では最安値

出品をするとき、手数料がどのマーケットプレイスでもかかります。
3つのNFTマーケットプレイスで比べてみましょう。
Opeanseaは2.5%、Opeanseaと同じくらい大きなNFTマーケットプレイスのRarible(ラリブル)は2.5%、日本のNFTマーケットプレイスのCoincheckNFT(β版)は10%。

よって、Opeanseaは業界でも最安値。

②ガス代が0円と手数料を気にせず取引できる

「ガス代」と呼ばれる手数料が取引のたびにかかります。

ETHで決済しているマーケットプレイスは多く、処理に時間がかかることもありガス代が高い通貨としても有名です。
ETHの料金が高騰しない時間帯を調べて取引する人もいるという。
しかし、そんな面倒なことをせずともOpeanseaではガス代をかけることなくいつでも取引ができます。
ガス代を0円にする方法は、ETHも使えるブロックチェーン「Polygon」にすること。

ところでOpeanseaを見てみるとグレーやピンク、紫といったカラフルなイーサリアムがあることに気づくでしょう。
これは出品者が好きな色というわけでも、NFTを分けているものでもありません。
一体なんなのでしょう。

イーサリアムの色分けの謎
イーサリアムの表示_グレーイーサリアムをイーサリアムのブロックチェーンで決済すること。

イーサリアム_ピンク

  • オークション
  • 価格交渉時

WETHとは、イーサリアムを高速化したもので、上の2つのことができます。
イーサリアムをスワップなどで交換してWETHにするといいでしょう。

イーサリアム_紫

イーサリアムをPolygonのブロックチェーンで決済すること。

Polygonで売買したいときは、紫のイーサリアムを目印にNFTを探してみましょう。
売買をする前に、Polygonブロックチェーンにする方法を紹介します。

①ウオレットにPolygonのブロックチェーンを設定

Metamaskの場合、「設定→ネットワーク→ネットワークの追加」から設定する。

ポリゴンの接続画面

下記をコピペしてネットワークを追加しましょう。

  • ネットワーク名:Matic Mainnet
  • 新RPC URL:https://rpc-mainnet.maticvigil.com/
  • チェーン ID:137
  • 通貨記号:MATIC
  • ブロックエクスプローラーのURL:https://explorer.matic.network/

②イーサリアムをイーサリアムブロックチェーンからポリゴンブロックチェーンへ移動する(=ブリッジ)
※ガス代がかかります。

③決済時にPolygonのブロックチェーンを選択

③あらゆるコンテンツで出品ができる

ほとんどのNFTマーケットプレイスは、デジタルアートをコンテンツとして扱っています。
一方、9種類ものコンテンツを売買できクリエイターにとっても取引の幅を広げられるかもしれません。
■Openseaのコンテンツ一覧

Openseaのコンテンツのじ充実

引用元:Opensea


Raribleは、コンテンツは4種類の取扱いでCoincheckNFT(β版)は2種類。

Openseaの2つのデメリット

①決済通貨が3種類しかないため不便

決済できるのは、ETH、USDC、DAIです。
繰り返しになりますが、Polygonは「通貨」として使えません。
しかし、ブロックチェーンとして利用すると手数料がかからず、速く取引ができるので注意して取引しましょう。

では、ほかのマーケットプレイスの決済通貨とブロックチェーンを比べてみます。

■マーケットプレイスの比較

Opensea Rarible CoincheckNFT(β版)
対応通貨
  • ETH
  • USDC
  • DAI
  • ETH
  • Flow
  • Tezos
  • BTC
  • ETH
  • MONA
  • LSK
  • XRP
  • XEM
  • LTC
  • BCH
  • XLM
  • QTUM
  • BAT
  • IOST
  • ENJ
  • OMG
  • PLT
ブロックチェーン
  • ETH
  • Polygon
  • Klaytn
  • ETH
  • Flow
  • Tezos
  • ETH

あらゆる通貨で取引したい人は、CoincheckNFT(β版)がいいかもしれません。
しかし、手数料のことを考えるとETH以外のブロックチェーンも使えるOpeanseaを選択するのが合理的かも。

②英語表記なため初心者には敷居が高いかも

Opeanseaのサイトへ行くと、英語表記で戸惑う人もいるかもしれません。
お金が絡むとなる慎重になる人へ、翻訳機能を使うと日本語でサイトを表示できます。
今回は、chromeでパソコンとスマホで翻訳できる方法を見てみましょう。

とら
簡単に設定できるよ!

 

■PC

右クリックで「日本語に翻訳」をクリックするだけ

PC_日本語翻訳

 

■スマホ

上のアドレス横にあるマークをタップ(黄色で囲んであるマーク)

日本語翻訳_スマホ1

From(表示されている言語)とTo(翻訳したい言語)を選択し、翻訳をタップ

日本語翻訳_スマホ2

初めてのNFTマーケットプレイスはOpeansea一択かも

ほかのマーケットプレイスと比べ手数料も安く、利用者数も多いOpeanseaです。
言語の問題は、翻訳機能を使うと日本語表記になり一気に取引しやすくなります。
もしかしたら、NFT初心者でもお得に取引できるかもしれません。

仮想通貨のやり取りやウオレットの準備が事前に必要です。

とら

おすすめの国内取引所はこちらから見てみよう。

記事でも触れたMetamaskについてはこちらからやり方が分かるよ。

まずは、仮想通貨やウオレットの準備から始めて大きな海に潜ってみるのもいいかもしれません。