
PayPayがお得なのか楽天ポイントがお得なのか、毎日激論を交わしている皆さんへ!
結局、どちらがお得にポイントを稼げるのでしょうか。
両社の運用成績や、運用している人の評判を分析しました。中立な目線で、論争の決着を着けてみようと思います。
PayPayとは、スマホでキャッシュレス決済ができるアプリ。全国のコンビニやスーパーなどの対応店舗で使用できます。
楽天ポイントとは、楽天カードや楽天ペイ(キャッシュレス決済アプリ)で支払った際に、ユーザーに還元されるポイントのこと。
目次
PayPayと楽天どちらのポイント運用が稼げる?
ぶっちゃけ、PayPayの方がポイントアップを狙えるかも?!でも・・・
引用元:PayPay
理由は、PayPayの投資先の方が値動きの幅が大きいため。
同じポイント数での運用ならPayPayのほうが、大きなポイントアップを狙えます。その代わり投資タイミングが悪いと、損するハメにはなりますが・・・・。
たしかに、値動きが大きいとリスクも大きい(実際、2020年のコロナ禍でガクンと下落)。
しかし、全体的に見ると右肩上がりで、5年間で約5倍も上昇しています。
引用元:Yahoo!ファイナンス
値動きの幅を見ると、お得なのはPayPayボーナス運用です。
Twitterでの評判を見てみよう
PayPayと楽天、どちらもポイント運用している人の結果を見ると、PayPayがやや優勢です。
こちら、同じ時期に始めた #楽天ポイント の #ポイント運用。増資せず、最初の1,000ポイントのみで運用中。
普通に考えれば十分な利回りだけど…🤔
やっぱり楽天ポイント運用 < paypay運用
ですな☺️ pic.twitter.com/Nts5eXV3FE
— となりん@トラップFXで小銭稼ぎ。 (@trapfx_tona) September 13, 2021
PayPayは動きが多くて面白いのに
楽天ポイント運用は全然動かないうえに、下がってると言う…— LandingMania (@LandingMania) September 15, 2021
でも長時間の通話はLINE使えばいいし、実はPayPayモールの還元率はスモールユーザーでも楽天市場より簡単に高くなるし、PayPayボーナス運用の利率がすごく高いのでおすすめ。
— さの@行政書士試験勉強中 (@sanosano0112) September 9, 2021
楽天ポイント運用15%越え
PayPayポイント運用10%越え
良いね— ぞん (@ja6bbt) September 13, 2021
高校生とか色々契約できない人は楽天経済圏より圧倒的にヤフー経済圏がオススメ。
なんっにも契約してなくても15%還元くらい行けて圧倒的に使いやすいPayPayボーナスで還元されてしまう。還元されたボーナスでボーナス運用にぶちこめば勝手に小遣い稼いでくれて一石二鳥。 pic.twitter.com/ggw5OBESGO— ふたつ iPhone 13 mini (@futatu_Gaghe) September 11, 2021
表:PayPayと楽天のポイント運用を比較
評判だけではどちらがお得か判断できないので、数字で比較します。運用損益やプラスになったユーザー割合はさらに詳しく解説します。
PayPay | 楽天 | |
ユーザーの運用損益 | +18.5% | +25% |
プラス運用のユーザーの割合 | 約96% | 約95% |
手数料 | 無料 | 無料 |
最低投資ポイント数 | 1ポイント | 100ポイント |
投資先 |
|
|
ポイントの貯まりやすさ | 0.5~1.5% | 1.0~1.5% |
※表は左右にスクロールできます
運用損益を見ると、楽天の方が良さそうに見えますが、この情報はあくまで一定期間だけで投資をしたものです。くわしくみてみましょう。
運用損益などの各社の開示情報
楽天のデータは実際の利用者の運用データではありません。
2020年7月16日〜2021年7月16日までの1年間、「アクティブコース」で運用していたら25%増えただろう、というもしもの話です。
2020年7月は、コロナ禍で価格が一旦ガクッと下がった後なので、上がって当然といえば当然です。成果を保証するものではないので、注意してください。
引用元:楽天ポイントクラブ
一方、PayPayは、利用者の運用データを基に出しています。
引用元:PayPay
こちらは、サービス開始から2020年12月末までの全利用者の平均値。+18.5%なので、当然、ポイントを増やした人とポイントを失った人、どちらもいます。
「絶対プラスになるんだ」と勘違いしないよう、慎重に運用しましょう。
どちらも運用成績はプラスになっているものの、当然、運用する期間によってはポイントを失うリスクも十分あります。
リスクについて理解したうえで、それぞれのポイント運用を始めましょう。
次に、投資先のチャートに注目します。
チャートを比較する理由は、どちらの値動きが大きいかを比較するため。値動きが大きい=ポイントが増えやすいとわかります。
投資先のチャートで比較
PayPayチャレンジコースと楽天アクティブコース(どちらも値動きの大きいコース)のチャートを比較すると、PayPayの方が約2倍値動きが大きいです。
PayPayの投資先のチャートから。
引用元:Yahoo!ファイナンス
次に、楽天の投資先のチャート。
引用元:見つかる!投資信託!シャプレ
数値で比較してみましょう。
- PayPayの投資先の基準総額:24.20ドル→116.85ドル(5年で482%アップ)
- 楽天の投資先の基準総額:10,162円→13,692円(3年で134%アップ)
PayPayは1年で約96%、楽天は1年で約44%アップしていることから、同じポイント数を投資すれば、PayPayの方が2倍期待値が高いとわかります。
補足:楽天ポイントをたくさん持ってるなら楽天ポイント運用でいいかも...
引用元:楽天ポイントクラブ
PayPayの方が稼げることがわかりましたね。しかし、実際には貯まるポイントに違いがあります。
中には、楽天ポイント運用の方がポイントを多くゲットできる人もいるかもしれません。
ポイントを多く稼ぐには、多くのポイントを運用するかが重要だからです。
例えば、運用利益が+50%の場合、ポイントが100ポイントと500ポイントの人で、以下のように大きな差が出ます。
- 100ポイントを運用→150ポイントになる(+50ポイント)
- 500ポイントを運用→750ポイントになる(+250ポイント)
このように、運用するポイントの量も大事なので、ポイントの貯まりやすさも知っておきましょう。
ポイントの貯まりやすさでは、楽天が2倍〜3倍も上です。楽天カードにチャージして買い物するだけで、1.5%分が返ってくる高い還元率です。
引用元:楽天カード
お持ちの楽天ポイントが多い、もしくは楽天サイトでの買い物が多いなら、楽天ポイント運用がおすすめ。大量のポイント運用ができます。
しかし、PayPayも20%還元キャンペーンなど、大量ポイントを獲得できるチャンスがあり、楽天に負けていません。
- Yahooショッピングでの利用が多いなら、利益率の高いPayPay
- 楽天での買い物や持っている楽天ポイントが多いなら、高還元率の楽天
こういう使い分けで、ポイントはお得に貯めて運用できます。アプリに未登録の人は、ダウンロードしておきましょう。PayPayアプリはこちらから
ちなみに楽天ポイント運用サイトはこちら。
全てのポイントを運用に回すのがおすすめ
引用元:楽天ポイントクラブ
PayPayは、入ったポイントが自動で運用ポイントに追加される「自動追加設定」がおすすめです。
引用元:PayPay
PayPayも楽天も、チャートを見る限り、長期的に見てポイントアップが見込めます。そのため、ポイントは全て運用に回す戦略がおすすめ。
投資ポイント額が大きければ大きいほど、大きなリターンを望めるので、多くのポイントを運用に入れた方がお得です。
支払いでポイントを使う時にも、手数料無料で即時、支払い用のポイントに変えられます。安心して、手持ちのポイントを運用に回しましょう。
運用結果がよいPayPayのほうがポイントアップできる!
分析した結果、楽天よりもPayPayのほうがポイントを稼ぎやすいとわかりました。
とはいえ、楽天は還元率が高く、ポイントも貯まりやすいです。PayPayよりも利益は少ないものの、ポイントアップを狙いやすいので、楽天ポイント運用にもチャレンジしましょう。